主食のキャッサバについて
¡Hola!
petitepouleです☀
先日の記事から1週間ほど経ちますが、こちらパラグアイでは一気に気温が下がり冬の気候になりました❄️といっても、朝晩が10℃前後で、お昼は15℃くらいになります。(20度を下回らないと聞いていたんだけどなぁ🤔)
それは前置きとして、今回は南米の主食ともいわれるキャッサバについて書こうと思います!
キャッサバとは…
キャッサバとは芋の品種の一つで、南米やアフリカで多く食されているといわれています。でんぷん質を多く含み、日本でも大流行したタピオカの原料の芋です。
パラグアイではキャッサバを"mandioca" (マンジオーカ)と呼び、主食の添え物として食べることが多いそうです。南米では"yuca" (ユカ)とも言いますが、特に品質の違いはなく、語源の違い[mandioca: スペイン語・ポルトガル語、yuca: カリブ語]だと思われます…!
スーパーではキロ単位で売られていて、日本の白米と同じように安価に購入することができます。(約60円/kg)
キャッサバの調理方法
せっかくなのでキャッサバを調理してみました!
まず、キャッサバはシアン化水素(青酸)という毒性成分が含まれているため絶対に生で食べてはいけません!
火を通すことで毒抜きできるということで、よく洗って適当な大きさに切り、竹串が芋に刺さるくらいまで茹でます。芋が生のカボチャのように固いので切るがとても大変でした💦丸太のように太い根本を選んでしまいましたが、細めの根先を選んだ方が調理しやすいかもしれません。
葉っぱや皮に毒素が多く含んでいるらしく、皮も厚めに取り除きます。また、芯に苦みがあるということで、芯も取り除くのでわりと歩留まりが悪めです✏
パラグアイではこの茹で上がった芋に塩をかけて食べるそうです。サツマイモに似たしっかりとした触感、でも食べた感じはジャガイモのようなほっくり感。後味が少し苦めだったので、揚げ焼きにもしてみました。
個人的には揚げた方が好みでした!揚げたサツマイモみたいな味。でも甘味は全くないので、塩やトマトソース、マヨネーズにも合いました。
キャッサバ粉を使用したパン
スペイン語でキャッサバのレシピを検索すると、"chipa"(チパ)というパンが多く出てきました。このチパもパラグアイでは多く食べられているようで、スーパーだけでなく路上で売りに来ている人も見かけました。
形はドーナツ型で、下の写真の "chipita" (チピータ)というスナックバージョンもあります。
どちらもキャッサバ粉・バター・卵・チーズ・塩・膨張剤・水を混ぜて焼いてできるそうで、粉の量や水分量によって仕上がり方が変わってくると思われます。
チパはポンデケージョに似たモチモチとした触感とチーズの香り。タピオカを思わせる、お腹にたまるずっしり感がありました。
チピータは素朴な塩気のある感じで、何かに例えるとすれば、小さい頃に食べたアスパラガスビスケットのような素朴感です。どちらもアニスというスパイスがアクセントになっていました。
グルテンフリーなので、健康志向の方は注目のパンかもしれません!
調べるとキャッサバもたくさんの情報がありました。日本でも作っている農家があってびっくり!何より忘れてならぬのが生食NG❕❕初めてキャッサバ調理も良い経験となりました。
それでは、また近日中にアップします👌